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2010年12月11日

文山包種茶 冬茶 飲み比べ

文山包種茶の今年の冬茶と去年の冬茶を飲み比べてみました。

やり方は台湾と同じ。
茶碗に同じ量の茶葉を入れ、熱湯を注いでスプーンを使って香りをチェックします。
本当は蓮華のほうがよかったんだけど、うちにはなかったのでスプーンを使った次第です。

この淹れ方は茶葉の欠点が出やすいです。
わざわざ美味しくない淹れ方をして、茶葉そのものの良し悪しを確認しようというやり方です。
この淹れ方をするとね、不味い茶葉はとてつもなく不味くなってしまい、香りも味もチェックしたくなるんですよ…


文山包種茶 飲み比べ
民國98年(2009年)と民國99年(2010年)の文山包種茶 冬茶飲み比べ


手前が今年の冬茶、奥が去年の冬茶になります。
あ、コラコラ!茶碗の下が白い空き箱を使ってるとか突っ込んだらあきまへんって!
茶葉を撮るために明るい場所へ移動した結果、丁度よい高さにするために手近なものを使ったんですよ。




民國98年(2009年)と民國99年(2010年)の文山包種茶 冬茶飲み比べ お湯を注いですぐ
民國98年(2009年)と民國99年(2010年)の文山包種茶 冬茶飲み比べ お湯を注いですぐ


では早速熱湯を注ぎます。
注いですぐに両方から青さを甘さをミックスさせた香りがふわふわと上がってきます。
この時点ですでに心地よいです(笑)
ちなみに手前が今年の冬茶、奥が去年の冬茶になります。



民國98年(2009年)と民國99年(2010年)の文山包種茶 冬茶飲み比べ
民國98年(2009年)と民國99年(2010年)の文山包種茶 冬茶飲み比べ 水色の違い

そして茶葉が開いてきたらチェック開始になります。
左側が去年の冬茶、右側が今年の冬茶になります。

水色は、今年の冬茶のほうが緑が強く去年の冬茶が少し黄色が強くなってますね。
両方とも透明度が高く綺麗な水色ですね。
茶葉そのものも今年の冬茶のほうが緑が強いですね。

香りは、去年の冬茶の方が甘みが強いですね。
しかも透明度高いすっきりした密香を感じます。これが熟成された香りなんです。
今年の冬茶はやはりまだ文山包種茶らしいすっきりした青さがいいですね。これはこれですごくそそる文山包種茶らしい香りで好きですね。さらりとした甘さの香りがいいです。

味はといいますと、去年の冬茶のほうが甘さと青さが幾層も重なりあって「熟成」と表現するに相応しい深みのある味になっています。
今年の冬茶はフレッシュですっきりとした甘さと青さのバランスが取れていていいですね。




飲み比べとはいっても優劣をつけるわけではないですよ。
あくまで熟成された茶葉と作りたての茶葉を比較することで、自分なりに特徴を掴もうということでやっておるんですわ。
熟成されたお茶の味と香り、作りたての時期にしか体験できない味と香り、それぞれのいいところを知って、その良さを少しでもこのBlogとかで伝えていけたらと思っている、おやかた@茶参福です。


今日も美味しい台湾茶を飲めたことに感謝ですね。

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このページは、oyakataが2010年12月11日 18:35に書いたブログ記事です。

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