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2010年7月19日
民國99年 石碇椪風茶比賽 東方美人 特等奨
今月中にBlogを更新できるとはちょっと思ってなかったおやかたです。
今回のお茶もある意味春茶シリーズになるのかしら?
でもこれは番外編かな(笑)
ちょっと用事があって師匠のお宅に訪問した時に、望外にもなんと、今年の石碇で行われた椪風茶(東方美人の別名)比賽で特等を受賞したお茶を飲むことができました。
特等の東方美人を飲むのは確か初めてだった気がします…しかも自分で淹れることになったし一回分しか茶葉が無いという状況で淹れるのはちょっと緊張しましたね。
袋を開けたら、そこから広がるのは香りの桃源郷。
透明感のある花の蜜のような香りが芳醇でありながら優しく染みわたるように広がります。
この時点でわしは既に東方美人の香りに魅了されきってますが、お湯を蓋碗に注いだらまたそのやわらかくも透き通った香りにさらに魅了されてしまいました。
そしてその透明感のある水色とそこから立ち上る花と蜜の溶け合った香りを口に含むと…とろみと香りの波にのまれてしまったような心地よい瞬間を過ごすことができます。
煎を重ねていくほどその余韻はやさしくなり、さらにお茶の持つ本来の力強さ、美味しさも実感できます。
今回の「民國99年 石碇椪風茶比賽 東方美人 特等奨」を飲むことができたのは、非常にいい経験ができましたね。
改めて師匠と素晴らしい茶師と素晴らしい台湾に感謝をしたいと思います。
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