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2010年7月21日
民國94年 文山包種茶 冬茶
お茶をしまっている衣装ケースの奥から顔を出した何も書かれていない袋(4両用)がひとつ。
蘇茶師のところで何年か前に使っていた袋だから…文山包種茶か東方美人かどちらかのはず。
そんなことを考えながら開けて出てきたお茶は、文山包種茶でした。
この文山包種茶は、初めて蘇茶師のところに製茶実習に行った時に買ったお茶であったことを思い出した。
今の文山包種茶よりも少し焙煎がされている…その香りが熟成されて少し甘さをともなったお茶になってる。
なんだか懐かしいと思うのと同時に、僅か数年で文山包種茶の作り方がずいぶん変わってきているということを実感した。
このような作り方の変化があることをしっかり認識をしていないと、お茶について語っちゃいけないと思う。
いつまでも昔話と人からの伝聞だけで勝手なストーリーを作り上げいい加減な商売をしちゃいけない。
何度も現場を見て、茶師と濃密な信頼関係を築いてこそ、ちゃんとした美味しいお茶に出会える。
そしてそれはすごく大事なことであると信じてる。
この文山包種茶を飲んで、急にそんなことを考えたので、忘れないうちに書いておく。
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