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2005年7月27日

傭兵部隊

傭兵部隊

先日実家に帰った際に久しぶりに手に取った一冊。

初めて読んだのは中学生の時。
その時は傭兵のフランク・キャンパーが経営する傭兵訓練所のカリキュラムに参加した筆者のリアルな描写、写真、そして「傭兵」という言葉にすごい格好いいとしか思ってなかったが、改めて読んでみると随分と印象が違うものである。

子供の治療費を稼ぐために命をかけるもの、
過去への呪縛から戦場に死に場所を求めているもの、
ラスベガスのカジノを辞め最高のスリルを求めて戦場にでた元ギャンブラー、
ベトナム戦争の体験により戦場にしか生甲斐を求められたかったもの、

それぞれの男達が地獄を背負いながら生きている。
しかしその生き方は、自らが決断したもの。そこには迷い、後悔、未練なんてものは存在しない。また既に一流の腕でありながら、さらに技術、精神的にも日々研鑽に励んでいる姿は、男として、一人のプロの職業人として尊敬に値する。

翻って自分の生き方はどうなのか?

自らの決断に迷い、後悔し、未練を垂れ流していないか?
日々、研鑽しているか?

考えただけでも冷や汗ものである。
自らの心の引き締めの為にこれからも再読を続けていきたい一冊である。

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