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2004年11月 5日
鬼平犯科帳 味の世界
鬼平犯科帳には、長谷川平蔵たちの活躍だけでなく江戸の文化も描かれていると先日書きましたが、その中でも料理の描き方は特に秀逸です。
池波正太郎自らが、剣客商売庖丁ごよみという本をだし、自らの作中で描いた料理を作っているくらいの食道楽故の料理、味に対する表現の秀逸さがあるのだと思います。
そんな旨そうな料理が登場している中でも、これからの季節にぴったりなのが「鍋」ですね。
そしてその鍋、鬼平犯科帳でよく出てくるのが「軍鶏鍋屋 五鉄」の軍鶏鍋。これを長谷川平蔵たち作中の人物が、これまた旨そうに食べるんですよ。そりゃもう小憎らしいくらいに。そんな表現が出来る氏も相当好きなんだろうな、と想像に難くないですね。
そしてそんな五鉄のモデルになったお店があるようなんですよ。それが、
かど家さん
1862(文久2)年から創業開始だそうですよ。
嗚呼…めさめさ食ひたひ…
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