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2010年8月15日
民國96年 凍頂烏龍茶 弐等
いよいよ盆休みという名の夏休みの最終日を迎えたわけだが、夏風邪をひきこんでしまったのが一番の夏を感じる瞬間とは、まったくトンデモナイ休みである。
そんな訳で赤い彗星のごとく通常の3倍の暑さを感じているんだが、そんな時は焙煎の聞いたお茶を飲みたくなるわけですよ。
そこで今日は、林桓渝茶師が比賽で弐等を受賞した「民國96年 凍頂烏龍茶 春茶」をチョイス。
熟成されたお茶は、焙煎の火香が丸みを帯びてきて優しくもこうばしく、火香の甘い香りにも深みが出てきて、とてもすっきりとした気持ちにさせてくれますね。
日本にも火香が強いといえばほうじ茶がありますが、巷のほうじ茶は焙煎を強くかけすぎているためこうばしさは感じても火香による甘みは感じにくいですね。
凍頂烏龍茶はこうばしさの中にも花の蜜のような甘い香りを感じさせてくれ、その味はすっきりとやわらかい香りと味が一体になった球体のごとく、喉を滑り落ちていく…そして通り過ぎたあとにはふわりと喉の奥から甘い香りが戻ってくる…
とても暑い日に熱い台湾茶を飲む…それは極楽の時間を与えてくれますね。
さて、もう一服して…どうしようかな?(笑)
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