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2004年10月 5日
せつない坊主
お陰様をもちまして祖母の一周忌はつつがなく終了しました。ありがとうございました。
その一周忌をあげていただいた住職は、わしと同い年。まだまだ若い住職さんなわけです。
そんな若い住職さんなんで、説法はまだまだぎこちないんですが、基本的にはお喋り好き。お寺への送迎の最中もちょっと話題を振るとよく喋ってくれる。そんな住職さんの何気ない一言に感じるものがあった。
「都会の人ってどうやって季節を感じるんですか?」
ウチの田舎は360°見渡す限り山があり自然に溢れている。それに比べて都会の何もないところで、どうやって季節の移り変わりを感じることができるのか不思議です、みたいなことを言われた。
確かにこの田舎に比べると、都会にいると季節の移り変わりなんて余程気にしないと感じないのではないか?特に視覚的には。
自然の織り成す鮮やかな色彩、香りを感じずに季節が移ろい過ぎ去っていくのは勿体無い、と至極痛感した。
たまには田舎で過ごすのもいいもんだなと思った。
タイトルのせつない坊主というのはこの住職さん。ウチの田舎に来るまでは酒が呑めず、こっちに来てから苦労しましたよ、3年経ってやっと慣れましたけど…、と帰りにせつなげにぼやいたので。
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