蜜香紅茶を作りましょ!でもその前に…
緑茶を乾燥させている間に蜜香紅茶になるべき茶葉は萎凋が順調に進んでおりました。
その萎凋の間にわしらは高茶師の奥様の粘茶師の実家の「東昇茶荘」にて宿泊。ほら!こんなにいい天気だお!!
ちなみにこの東昇茶荘の裏では珈琲が栽培されています。写真右側がその様子です。ズラって並んでるのは全部珈琲の樹なんですよ。この瑞穂珈琲は酸味が少なくとても薫り高い珈琲でとっても飲みやすくて美味しいのは知っておいたほうがいいことですね(笑)
ここからが本番!蜜香紅茶を作ろう!(機械柔捻と手柔捻)
前日から萎凋した茶葉が良い感じです。
今回は醗酵の過程を機械柔捻と手柔捻の方法で蜜香紅茶を作っていきます。
柔捻が完了したらいよいよ機械と人間の勝負です!
まずは手柔捻の様子。後で聞いたのですがこの時の茶葉の量は、ひとり生葉750g相当だったそうです。
わしの小さなかわいい手では中々に柔捻するのが難しい量でしたね。
機械柔捻の様子です。
高茶師が自らお手伝いいただいております。手柔捻をしながら同時並行で機械柔捻も行っているからですね。
手柔捻でも機械柔捻でも醗酵には時間がかかるんですよ。特に手柔捻の方は昼間に行っているので結構暑くもあり、数時間も行うと手やら腰やらがしんどくなってくる(笑)
日頃の運動不足がたたりますね。でもお茶を作っていると思うと作業中はあまり疲れを感じないのは何故なんでしょうね?
上の写真の左機械柔捻、右手柔捻を行った茶葉です。ちょっとわかりにくい写真になってしまいorzなわしを想像してくださいな(笑)
ここからが本番!蜜香紅茶を作ろう!(醗酵〜乾燥)
醗酵が終わったらいよいよ完成へ向けてスパートになります。
殺菁機で茶葉を温めながら柔捻を行います。茶葉の状態を確認しながら何度も繰り返します。
その過程の中で参加者も高茶師の秘儀を使用しております(笑)
いや、この秘儀はきちんとした意味があるんですからね、見た目だじゃ無くてね。
さあ、いよいよ乾燥になります。ここから朝まで乾燥機に入りっぱなしになります。美味しい蜜香紅茶になってくれる事を祈りながら…おやすみなさいです。
いよいよ蜜香紅茶が完成です!
ほら!!こんなにいい天気!!(誰に向かって言ってるんだw)
いよいよ蜜香紅茶が完成しました。機械柔捻と手柔捻の蜜香紅茶はどっちが美味しく仕上がったのかな…??
結果は「機械柔捻」のお茶のが美味しく仕上がりました。むむむ、残念!次は機械になんて負けないんだから!!
袋詰めを行い、最後にみんなで記念撮影です。
高茶師、奥さんの粘茶師、師匠、実習参加者の皆様、本当にお世話になりました。また一緒に美味しいお茶作りをしましょう。
ありがとうございました。
Posted by oyakata(茶参福)|hiru-an-don Blog|茶香好友 - 鴻山茗茶 -|△PageTop