文山包種茶製茶実習 2007年 冬茶
その2のその壱

その2のその壱は「アメノ」脱却ですよ(笑)

本年度2回目の文山包種茶製茶実習を「雨」から脱却した、おやかた@茶参福がお送りします(笑)
天候は曇りなんですが、かなり明るめの曇りなんですよ、ええ、雨は降っていないんです!

蘇パパとお茶のひととき

蘇茶師のお宅とその周辺の景色が証拠ですってば(笑)

みんなでお茶のひととき

蘇茶師のお宅に着きましたが、少々茶摘を開始するには早い時間なので、挨拶がてら、文山包種茶をたんまり飲んでおります。

蘇茶師のお宅の周辺を散策しながら蘇志成茶師からの指導を受けてます

お茶を堪能した後は、蘇茶師のお宅の周辺を散策です。
途中、蘇志成茶師からのお茶についての説明を受けながらの散策は楽しいだけでなくとってもためになりますね。

小姐と一緒に茶摘開始です

散策後、いよいよ茶摘開始です。
前回と同じ茶畑での茶摘となりましたので、今回も金宣種での製茶実習となりました。今回も前回と同じ方に茶摘を手伝っていただきました、ありがとうございました。

日光萎凋〜走水(室内萎凋)

美味美味の昼食後、日光萎凋の開始です。
蘇志成茶師が付きっ切りで茶葉の扱い方を指導してくれています。

日光萎凋の開始です 茶摘後日光萎凋へ

今回は日光萎凋の時のざるの数は22。さて最終段階ではいくつになるんでしょうかね。

日光萎凋から温風萎凋へ

走水(室内萎凋)が始まりました。
ガスを使った温風萎凋です。室内の温度、湿度を一定に保たれておりますよ。そうでないと意味がないですからね。

温風萎凋の攪拌作業

温風萎凋の合間に茶葉の状態にムラをなくすための攪拌作業。
蘇志成茶師が手本を示してくれます。その後は自分たちでチャレンジ。今回の小姐にはちょっとざるが重いかな(笑)
そうはいいつつもなかなかざる振りの上達は早いですよ。今回は自分のざる振りも蘇志成茶師に「上等上等!(笑)」といっていただきましたが、きっと程よく酔ったせいで余計な力が抜けた結果だったのかな?(笑)

温風萎凋の茶葉の様子

温風萎凋時の茶葉の様子。
じっくりと茶葉から水分が飛んでいきしんなりとしていきます。

蘇志成茶師いわく萎凋とは、
「この時点での茶葉はよい香りと悪い香り両方を発している。その悪い香りを出し切り、よい香りを残して閉じ込めるのが大事」
とのことです。
簡単に言うと「茶葉の香りのコントロール」ということですよね。簡単に言うとそうなんですけどねぇ…そのタイミング、茶葉の状態の把握はまだまだ難しいですね。

走水(室内萎凋)時の蘇志成茶師の指導の様子 走水(室内萎凋)時の蘇志成茶師の指導の様子 走水(室内萎凋)時の蘇志成茶師の指導の様子

ある程度の時間の感覚をおいての茶葉の攪拌作業の際には、蘇志成茶師がざる振りから茶葉の扱い方、茶葉の変化の様子、それに伴う香りの変化についてなどをこと細かく熱心に指導をしてれました。

その2のその弐に続く…

Posted by oyakata(茶参福)|hiru-an-don Blog茶香好友 - 鴻山茗茶 -△PageTop