文山包種茶製茶実習 2008年 春茶 その弐
天気も気持ちも晴れやか(笑)
ほら、見て!2日目も快晴に恵まれましたよ(笑)もう「アメノ」じゃないでしょ(爆)
さて、これからいよいよ殺菁、揉捻、解塊、乾燥になってまいります。
3時間も寝たかな?ってくらいなんだけど不思議とすっきりとした気持ちなのは何故なのかしらね?(笑)
殺菁、揉捻、解塊、乾燥
さあて殺菁開始です。
今回はいつもの製茶実習とは違いとてつもなく茶葉が多いです。一家総出というより一族総出といった感じで殺菁→揉捻→解塊→乾燥と流れ作業で続いていきます。今日も鄭茶師が一緒に作業をしてくれています。
ざるに山盛りいっぱいの茶葉を殺菁機に素早く放り込み、都度茶葉の状態と香りをチェックして殺菁終了のタイミングを計っています。熟練の蘇パパと鄭茶師が厳しくチェックをしてますね。
殺菁が終わると山盛りいっぱいだった茶葉がずいぶんと少なくなっているように見えますよね。
今回はほんとにやってもやっても茶葉ある状態。ある意味これだけ茶葉に囲まれていると幸せな気分かも(笑)
でもそんな気持ちにひたる時間もなく作業作業!
殺菁が終わった茶葉から揉捻へ。
鄭茶師が殺菁したての熱々の茶葉を揉捻機へいれます。毎度言ってることかも知れませんが、揉捻することにより茶葉の形が文山包種茶らしくなってきますね。
ちょっとカメラのシャッタースピードを変えて撮影。茶葉の状態が揉捻によってどんどん変化していくのがわかりますか?
揉捻によって茶葉がお互いに絡みついた状態になっているのを解きほぐすのが解塊。
そしてその茶葉を順次乾燥していきます。
ここまでが一連の流れ作業となるわけです。いや、今回の量はしんどい(笑)
最盛期はこれよりも多い量を作ることになるわけですからね、茶師は体力が必要ですね。
乾燥が終われば自分たちが持ち帰る茶葉を焙煎して製茶実習としては終了です。
さて今回の出来はどうかな?
早速今回作ったお茶を蘇文松茶師とテイスティング。当初の目的である「比賽に出品できるお茶」にはなったのかな?
蘇文松茶師の判定では弐等、参等が狙えるお茶に仕上がっているとのこと。
またこれから作る茶葉の出来如何によっては出品もありえると仰ってました。自分が作ることに携わったお茶が比賽に出る可能性があるなんて聞くとドキドキしてしまいますね。
今回は、蘇茶師の名前で販売する、比賽にも出品できるようなお茶を作るという、本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
蘇茶師ご一家、師匠、yuyukaさんには本当にお世話になりました。
Posted by oyakata(茶参福)|hiru-an-don Blog|茶香好友 - 鴻山茗茶 -|△PageTop