文山包種茶製茶実習 2007年 冬茶
その2のその弐

殺菁、揉捻、解塊、乾燥、焙煎

今回は少し前回よりも少し遅めの8時過ぎに最終工程にはりました。
最終工程に入る前にしっかりと茶葉の状態をチェックしましょうね。

最終工程前の茶葉の状態をチェック

茶葉の状態を確認したら殺菁。
高温の釜で炒られている茶葉の状態の変化、香りの変化を確認しながら行います。

殺菁時の茶葉の様子の確認

殺菁中の茶葉の状態を確認しながら師匠の参加者への講義。刻一刻と茶葉の状態は変化していきます。

殺菁後すぐに揉捻をします

殺菁後すぐに揉捻をします。
釜で炒られて熱々の状態のまま揉捻にかけます。そうしないとまだ茶葉に残っている水分を出し切れませんし、文山包種茶らしい形にもなりませんしね(笑)

乾燥をさせた茶葉はこんな感じです

揉捻後は手作業で解塊を行い、今回は2回乾燥機を通して乾燥をさせました。

乾燥後は焙煎へ

乾燥後の茶葉は最終的にはざる1枚分。その茶葉を焙煎にかけます。時間的には約2時間ほどの焙煎となります。

乾燥後の茶葉をテイスティング 乾燥後の茶葉をテイスティング

乾燥を終えた段階の茶葉を持ってきてみんなで試飲。
出来栄えはどんな感じかって?
え!?知りたいですか?知りたいんですね、なるほど、そうですか、そうなんですね……………………では内緒にしますね(笑)

焙煎後はみんなで袋詰め作業

焙煎後はみんなで袋詰め作業になります。
この瞬間に「いよいよ自分のお茶ができあがったんだな」って実感がわいてきますよ。

みんなで記念撮影

最後はみんなで記念撮影。
この記念撮影に蘇志成茶師とその奥様といたずら坊ちゃまも写っています。将来はパパに負けない、いや、パパ以上の茶師になってくれることを心から祈っておりますよ!

文山包種茶の製茶実習、2回目と3回目と通して参加させていただきましたが、お世話になった蘇茶師のご家族の皆様、周辺の茶師の方々、またこういう心温まるふれあいの機会をつくってくれた茶香好友 - 鴻山茗茶 -の師匠、そしてこんな美味しいお茶を作る自然を提供してくれている地球全体にも感謝しながら、今回の製茶実習のレポートを〆たいと思います。

みなさま、本当にありがとうございました。

Posted by oyakata(茶参福)|hiru-an-don Blog茶香好友 - 鴻山茗茶 -△PageTop