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台湾茶 民國99年 梨山華崗高冷茶 林桓渝作 冬茶

January 10, 2011 Monday [ Oolong Tea(台湾茶) ] 

「いいお茶は熟成されて美味しくなる」とわしはこのBlogにて何度も言ってると思う。
だからね、このお茶も本当はもう少し熟成させてから飲もうと思ったんですよ、ええ。

で、でもね。ちょっと整理をしていたらこの民國99年 梨山華崗高冷茶の袋と目が合ってしまったの!
それはもう強烈に惹きつけられてしまったんです。

そんな訳で本当に1年くらい寝かせておこうかと思ったお茶を開けました。
同じ梨山山系では「梨山翠峰高山茶 民國99年 春茶」については以前書いてます。
翠峰は標高2000mを超えるところに茶区がありますが、華崗も同じく2000mを超える茶区で茶葉の栽培がされている。
華崗と翠峰は同じ梨山山系なので、梨山特有の共通する香りが根底にあります。
翠峰がスーッと天に昇っていくような高いところで香るという感じなのですが、華崗は大地に広がっていくような低いところでしっかりと香るというイメージなんですよね、なんか伝わりにくいかもしれないけどそんな香りのイメージなんですよ。

茶葉は粒が揃っていてキラキラとしている。
その茶葉からはゆったりとした甘さを持った豆香がしてきます。

淹れると梨山山系の香りが包み込んでくれます。その梨山山系の中から広がってくる華崗のしっとりとした甘さがとっても心地よいです。淡萌黄(うすもえぎ) 色の水色がとても綺麗。
また口に含み広がる甘さを堪能しつつ喉の奥に滑り込んでいく…その後ふわりと芯のしっかりした甘さが戻ってくる。
この感覚は翠峰より力強く感じます。
この戻ってくる甘さがあるのがいいお茶の特徴ですね。

今度は華崗と翠峰の飲み比べでもしてみましょうか(笑)
贅沢な飲み比べになりますが、華崗、翠峰はぜひ一度体験してほしい梨山のお茶ですね。

民國99年 梨山華崗高冷茶 林桓渝作 冬茶
民國99年 梨山華崗高冷茶 林桓渝作 冬茶

投稿者 oyakata : 2011年01月10日 21:45

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