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民國99年冬茶 阿里山樟樹湖烏龍 林桓渝作
December 05, 2010 Sunday [ Oolong Tea(台湾茶) ]
自宅でネットが繋がるといやはやなんの便利ですね。
でも便利な半面ごにょごにょ…なんてこともありますが(笑)
それはさておき、台湾茶、2010年(民國99年)冬茶を「シグマ MACRO 50mmF2.8 EX DGにて撮影してみました」シリーズでお送りしたいと思います(笑)
今回は阿里山樟樹湖烏龍 青心烏龍種 冬茶 林桓渝作です。
阿里山の樟樹湖茶区で青心烏龍種にて作られた清香系烏龍茶です。清香系、つまり焙煎がしっかりとされていない烏龍茶になります。
わしのBlogでは、お茶の表記の仕方を「山系+茶区(+茶葉の品種)+茶師名」としています。
品種に関しては、台湾茶は基本的に青心烏龍種で作られているということがベースになっています。
なので品種を書くときは、青心烏龍種以外で作られた時は記載していくことにしています。(します、かな?w)
今回入手した冬茶は他にも、梨山翠峰、華崗、龍鳳峡、馬遠山などあるんですが、最初にBlogに阿里山樟樹湖を載せたのには訳があるんです。
今年の冬茶の阿里山樟樹湖烏龍はめちゃめちゃうまいですよ!
今まで飲んだ阿里山樟樹湖烏龍で一番美味しいです。
梨山系のお茶と比較しても遜色ないくらいうまいです。
茶葉自体が広がるような果実香としっとりとした甘みのある香りを持っていて、封を開けただけでわくわく感が止まらない(笑)
茶液は薄い黄色に緑を溶かし込んだような色。味わうとしっとりとした花の香りが口の中にふわっと広がって、舌の上にはさっぱりとした果実と蜜を合わせたような甘さが優しく染みわたる。
こんな美味しさを持っていることも十分すごいのだが、一番驚いたのは香りの余韻。
どんなにいいお茶も煎数を重ねると香りは落ちてくるんだが、この阿里山樟樹湖はその変遷がとても緩やか。というかいつまでもふわっとした花のような香りが続く。
茶壺で十何煎も淹れてもまだふわっと心地よい香りが続くのがとっても素晴らしい。
味も渋みはほとんどなく柔らかいお茶自体の滋味を堪能できる。
今年の冬茶は出来がいいというけど、この阿里山樟樹湖烏龍はその中でも非常にいい出来に仕上がっている。
このお茶はお勧めです。
買って損はしない一品ですね。
投稿者 oyakata : 2010年12月05日 13:51
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コメント
久しぶりに阿里山のお茶を飲んだ気持ち
高山気が茶壺からあふれ出てきますね
今年の冬茶は生産量が極めて少ないので、キープしておかないと・・・
Posted by しもべ : 2010年12月06日 09:50
コメントありがとうございます。
今年の冬茶の阿里山はとても美味しいですね。
高山気、溢れまくってます。
> 今年の冬茶は生産量が極めて少ないので、キープしておかないと・・・
そうですね!キープしておかないといけませんね!
Posted by おやかた : 2010年12月06日 11:31