ハウスクリーニング

文山包種茶製茶実習 冬茶

番外編其之弐 魔の食欲刺激国 台湾

番外編其之弐は台湾の食についてです。わしにとっては容赦なく旨すぎるんですよね。相性がよすぎるって言うのも良し悪しですよね、いろんな意味で(笑)

梅子餐廰の魯肉飯と台湾バナナ

右側の写真は、台湾に行くと必ず行かねばならない梅子餐廰の魯肉飯。豚肉の角煮を作った際に出る煮崩れてしまった豚肉をご飯の上に掛けて角煮の煮汁に一手間加えたタレをかけてあるものです。
といっても普通の人は食べることが出来ないんですよ。なんせメニューに載ってないですから(笑)
後写真を撮り忘れてしまっていますが、特別にカキ氷にフルーツやらアイスやらをたっぷりとかけるというデザートまでご馳走になってしまいました。
ウチの師匠が何十年と通ってるお店なんで、ここのご主人と綺麗小姐(ピャーランシャオチィエ)のウェイトレスとツーカーなお陰で食べることが出来るんです。師匠に感謝です(笑)

左の写真は台湾バナナ。日本でよく見かけるのよりは小ぶりです。それでいて食感はもっちりと歯ざわりが気持ちよく、味は濃厚です。口の中に幸福感が広がりますよ。

蘇茶師奥様、蘇ママの美味しい手料理です 蘇茶師奥様、蘇ママの美味しい手料理です 蘇茶師奥様、蘇ママの美味しい手料理です

ここからはいつもお世話になっている蘇茶師の奥様とママの手料理です。

台湾に来てホントに思うのは、野菜を美味しく食べさせてくれるってことですね。
写真を見れいただければわかると思いますが、野菜を使った料理の種類が多いんですよ。わしの場合、日本でこれだけの野菜料理をだされたら凹むかもしれないですが(笑)ここ台湾台北縣坪林の蘇茶師のお宅ではそりゃもガッツリ野菜食ってます。

基本的には全部の料理が美味しかったのですが、結構気に入ったのが真ん中の写真右の長茄子の炒め物、綺麗な紫色も素敵ですがほんとに旨かった。茄子の柔らかな中にもシャキって食感あり茶油で炒めてあるのでその軽めの香ばしい香りがたまらない…って書いてる今、お腹がなってしまいました…(事実)
嗚呼、また食べたくなってきた(笑)

蘇茶師奥様、蘇ママの美味しい手料理です。その中でも好きなのはこれ!

この豚の角煮も旨いんですよ。まさに伊集院光さんの言葉を借りるなら「これだけでご飯何杯でもいけちゃう!」状態になってしまいます(笑)

そしてそんな食べ過ぎの胃に優しいのが、この芋粥。薄く紫色がかっているのはタロイモ。鮮やかなオレンジのはサツマイモ。これもね!またね!まさに伊集院(ry
優しくさっぱりとしているので食べれば食べるほどほっくりと暖かくなって落ちつくんですよね、胃が(笑)あ!いや、心がですよ!(爆)
どこの国も家庭料理が一番美味しいですよね。

鶯歌。台湾の焼き物の町です。 人気の食べ物ですよ!

台湾の焼き物の町、鶯歌です。

写真右上はさつまいもを売っています。日本で言う石焼芋ですかね。
手前にぶら下がっているように針金にさつまいもを刺して、それを後ろにある釜(?)の中にぶら下げて焼いているんです。
ホクホクのアツアツはまさに石焼芋。日本のさつまいもと同じような芋ともっと山吹色をした芋の2種類がありました。しかしあまりに一所懸命に食べてしまったので肝心な芋の写真を撮り忘れていたのは内緒の方向で(笑)

そして今回一番吃驚したのがこの下の写真の食べ物。何だと思います?
わしはこの赤いタレが掛かっていないときノをパッと見「クラゲ??」と思ってしまいましたが、これはもちろんクラゲではなく「肉圓(マーワン)」という食べ物なんです。
見た目は半透明な肉まんですか?って思いましたが食感はまったく想像と違いました。表面はかなりモチ、ムチ〜っとした食感なんですが、中に肉まんの中身のような感じでジューシーお肉とシャッキリ竹の子が入っています。タレはピリ辛。
「モチムチジュワッシャキッ」という食感の三重奏が中々クセになりますよ。口いっぱい頬張って一所懸命にモグモグと口を動かすのがとても楽しくなる(笑)
それよりも驚いたのはこのお店行ったのは15時過ぎ。それなのにお店の中は満員状態。かなりの盛況ぶりでした。
聞くところによると鶯歌で「肉圓」を売る店ではの一番人気のお店らしいですよ。何人もの芸能人の色紙も飾ってありました(笑)その中には日本人もいたんですが「誰やねん???」と感じの人でした。

この他にも鶯歌では、日本で言う大判焼きのようなものを食べましたし、果物屋ではフルーツをつまみ食いしたり(笑)、食い散らかしてきました(爆)

もちろん焼き物の街ですから茶器もしっかり購入しました。

鶯歌以外でもめっさ食べてきましたね。森永キャラメル味の最中アイスとか科学麺とか台湾風大学芋ちっくなものとかC級グルメを堪能してきましたよ。

でもこうやって食べ物の写真を整理していて感じるのが、「いろいろ食べてるわりに写真が少ない」ってことですね。
もういい加減三十路を超えて数年立つんだから食い意地に負けずに落ち着いて写真撮れよ!と激しく己に言い聞かせたいと思います。
次回はもう少し大人になったおやかた@茶参福の台湾の食のレポートを送れるよう精進いたします。

そんなわけで都合五回にわたりお送りしてきました2005年 文山包種茶冬茶製茶実習のレポートですが、今回を持ちまして終了とさせていただきたいと思います。

いつもお世話になっている蘇茶師、蘇茶師ご家族の皆様、通訳の周さん、ウチの師匠一緒に製茶をした方々に一言お礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました。

そして何よりも台湾という国に感謝を言いたいと思います。ありがとう!台湾!

Posted by oyakata(茶参福)|< TopPage△PageTop

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