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中国武将列伝 守屋洋著
August 31, 2007 Friday [ Books ]
中国武将列伝 守屋洋著
中国武将列伝 守屋洋著
今回は中国武将列伝です。
先日の中国皇帝列伝―歴史を創った名君・暴君たちと一緒に購入した本です。
この中国武将列伝に書かれている武将の顔ぶれは以下の通りです。
わりとメジャーな人が多いかもしれませんね。
- 項羽・四面楚歌
- 張良・智略縦横
- 韓信・国士無双
- 李広・率先垂範
- 馬援・大器晩成
- 班超・西域経略
- 関羽・一騎当千
- 李靖・積極果断
- 郭子儀・起死回生
- 狄青・慎密寡言
でももって気になった人を抜粋。
項羽
項、字は「羽」、名は「籍」。
漢という国を興した劉邦と「楚漢の戦い」を繰り広げたその相手が楚軍のトップが項羽である。
秦の始皇帝死去後挙兵し、わずか3年で秦を打倒し「西楚の覇王」と号するまでに急成長を遂げた天才的将軍。
こと軍事的才能に関しては中国史の中でもトップクラスだと思う。孫子などの兵法書を熱心に研究したわけではないらしい。それでも戦には滅法強かった。先天的な要素を多分に持っていたと思われる。
そして項羽にまつわる話として有名なのが「四面楚歌」。
この言葉、故事を聞いたことがある人が多いと思う。その「四面楚歌」の状態とはこんな状態であったらしい。
楚漢の戦いの終盤。戦略的優位を確立させた劉邦が項羽を垓下に追い詰め包囲した。
その様子を「史記」から引用してみたい。
項王ノ軍、垓下ニ壁(ヘキ)ス。兵少ナク食尽ク。漢ノ軍及ビ諸侯ノ兵、コレヲ囲ムこと数重(スウチョウ)。夜、漢ノ軍ノ四面楚歌スルヲ聞キ、項羽スナワチ大イニ驚イテ曰く、 「漢皆スデニ楚を得タルカ。コレナンゾ楚人の多キヤ」 項王スナワチ夜起キテ帳中ニ飲ス。
自分と戦ってきた楚人まで今となっては私を包囲する側になってしまったんだなぁ…
「漢楚の戦い」では、序盤圧倒的優位に立っていた項羽も、結局は垓下で包囲され、その突破はしたものの、最後は単騎敵陣に踊りこみ数百合切り結んで最期には自らの首をかき切った…
こんな非業な最期になってしまった項羽には、政治戦略に欠ける、功績を立てた部下にきちんとした報酬を与えない、部下の意見を聞かない、などの敗因が多数あったようですね。特に腹心の軍師、范増、将軍の鍾離昧、などに去られてしまったのは痛恨事だと思う。
やっぱり天下って一人じゃとれないのよねって見本の人かもしれないですわ。
韓信
劉邦軍の大将軍。はじめは項羽に仕えるが重用されず、劉邦に仕える。
漢帝国成立後は、楚王の封じられる。謀反の嫌疑をかけられ推陰侯に格下げ、その五年後謀反の罪で誅殺された。
国士無双、背水の陣、なんて言葉聞いたことがある人が多いんじゃないでしょうか。
実は両方ともこの韓信が関係ある言葉なんですよ。
まず国士無双。
今は麻雀の役のひとつになっていますが、元々は劉邦の部下で丞相を勤めた蕭何(しょうか)が、韓信を劉邦に大将軍に抜擢すべきと強談判に及んだ時にいった言葉。「国中に並ぶ者がいない人物」ということですね。
蕭何としては、韓信の軍事的才能に関してそう評したようですね。
背水の陣。
劉邦に北方攻略を命ぜられ、趙との戦い用いた戦術。
「山を背にして、川を前にして戦え」というのが兵法の常道だったが、韓信は自らの軍勢を川を背に陣をしき戦い、見事兵力的には劣勢の中、勝利を収めた。
韓信としては「孫子」の九地編の
「コレヲ亡ニ投ジテ然ルニ後ニ存シ、コレヲ死地ニ陥レテ然ル後生ク。」
「己を死地に置いて、初めて生きることが出来る」
を応用したようですね。
これだけ自在に兵法を応用できるのは、やはり「孫子」をかなり研究していたようですね。
国士無双、背水の陣など、軍事的才能がありながらも最期には誅殺されてしまう…
こと政略に関しては軍略ほどの冴えはみられなっかたようですね。
他にも「股くぐり」、「狡兎死して良狗煮られる」、など色々と話にはことかかない韓信。
戦には滅法強くても、こと政治駆け引きには弱い。そんな韓信がわしは結構好きである。
関羽
三国志演義での桃園の誓いも知っている人は多いんじゃないかな。劉備玄徳、張飛翼徳と義兄弟の契りを結んだ、というアレですね。
史書の三国志では、義兄弟とまでは書かれていないが、「恩、兄弟ノゴトシ」という記述がある。それくらい劉備に対し忠誠を尽くした武将。
後世、関羽の忠義の尽くしっぷりを臣下に見習わせようと、唐時代辺りから神格化がされ始めて、宋時代には武廟の主神に昇格するとともに「公」の爵位を与えられついでに王の位まで贈られている。そして清時代には、王から帝になり、「忠義神武霊祐仁勇威顕?国保民精誠綏靖翊賛宣徳」関聖大帝、と長ったらしくもありがたい重々しい号が贈られた。こうしていわゆる「関帝廟」として、村落ごとに作られ民間信仰の対称になっていったようです。
まぁ関羽に関してはこの中の武将では有名なほうだと思うのでこれ以上はいいかな。
むしろ関羽をとりあげたのは、「忠義神武霊祐仁勇威顕?国保民精誠綏靖翊賛宣徳」関聖大帝、っていうのを書きたかっただけなんだけどね(笑)
他にも、馬援(字は文淵)、李靖(字は薬師)などは興味のそそる武将ですね。
馬援は、三国志演技にもこっそりと登場しているんです。
諸葛孔明が南征に赴いた際、兵士が毒にやられてしまい窮地に陥った時に、古ぼけた廟の中に漢の伏波将軍馬援の像を見つけそれに額ずいて祈願をすると、「伏波将軍の使いで参りました」と一人の老人があらわれて解毒法を伝授して、危機を脱し南蛮平定した…
馬援は孔明よりも早い時代に、後漢時代に南征しているんですよね。まぁ孔明とはかなり場所は違うんですが、少数精鋭で南征し首尾よく平定している。将軍としてこれまた類稀なる才能をもった人物でした。
李靖は唐王朝成立の立役者の一人。
外にでては将軍として「常勝」とうたわれ、内に入っては宰相として国政支えたまさに文武両道の人物。
戦は積極果断、政治は人柄を反映してか温厚。
人物としてはこの武将列伝の中で最強と思っています。才能、人柄とのバランスはまさに超一流。
そしてはずせないのが「李衛公問対」。これは「武経七書」という「孫子」「呉子」ともならぶ兵法書のひとつとされているものです。
唐の二代目太宗(李世民)と李靖の兵法問答書です。李靖はいうに及ばず、実は唐の太宗も用兵に関しては天才的なものを持っている名君。ようは唐時代初期の用兵のエース二人が用兵、政治について薀蓄を傾けている名著。一度はじっくり読んでみたい書ですね。
まだまだ魅力的な人物が多いこの本。
なんだかんだ書いておりますが、中国の武将についてかじる入門書としてはいいと思いますよ。
才能だけでなく、人物の人柄などもいろいろな逸話を交えて書いてあるので面白いと思いますです、はい。
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台湾茶 文山包種茶 「雲仙級」
August 30, 2007 Thursday [ Oolong Tea(台湾茶) ]
うちの収納の奥からある日「こんにちわ~w」と登場したのが、台北縣農會文山茶推廣中心のブレンドした文山包種茶の「雲仙級」です。
94年冬茶の5星級(最高ランク7星)の茶葉をブレンドし、安定した味と香りに仕上げています。コンテスト優良奨から参等奨に相当するお茶です。お茶の甘みは申し分なく、香りには若干青さを感じる品質のものです。
とは、うちの師匠の茶香好友からの引用です。
ちなみに引用部分の「94年」というのは台湾独自の年号「民國」での表示となっています。民國とは、
西暦-11=民國の年号
となっておりますので、ご参考のほど。
うちの師匠のところにもありましたが、とてもバランスよくブレンドされている文山包種茶ですね。
お茶の甘み自体はしっかりとしていて、青さを感じる香りが雲のようにフワフワと漂ってきます。
普段、あまり気にせず飲むにはちょうどよい感じに仕上がっていると思います。
ここ最近は、うちでこいつをメインに飲んでますよ。
150g缶なんですが…こいつぁ消費が早いかな(笑)
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小堺クンのおすましでSHOW22「スウィングしなけりゃ意味がナイ」
August 28, 2007 Tuesday [ Hobby ]
今年も夏の最期を飾るものに行ってまいりました。
小堺クンのおすましでSHOW22「スウィングしなけりゃ意味がナイ」
で、ございます!
なんと今回(8/26)は、もう何年も通い続けておりますが、初となる千秋楽公演に行くことが出来ました。
チケットを取ってくれた友人に感謝感激雨霰でございます、はい。
関連記事
・小堺クンのおすましでSHOW21 「リトル・グランド・ウッズ」
・小堺クンのおすましでSHOW20「20 for」、待ってましたよ!
千秋楽とはいえ、どっかの公演とは違い(笑)若干大人の対応で3時間30分で終了。
もっとノセることが出来たらよかったなぁ…と思ってしまう自分がいやだ(笑)
小堺一機さんはもとより、松尾伴内さん、 伽代子さん、あさりどの川本成さん、 堀口文宏さん、恒例となるメンバーが今年も笑いと音楽を歌を面白く、熱く届けてくれました!
第一幕でのJAZZバンド、「小堺一樹とSirloins」のコント。
バンド名の由来は、「売れたらみんなでサーロインステーキ(肉)を食おう!」ということらしい…(笑)
リーダー小堺さんとメンバーの「バンドを辞めたい!」という思いの駆け引きが中心となり話が展開していきます。
小堺一樹さんと松尾伴内さんのやり取りはほんとに面白い。丁々発止のテンポのよさがいいですね。
お互いを信頼してボケまくる、その姿にこちらも安心して爆笑できます。
伽代子さんの倖田來未「キューティーハニー」には悶絶いやいや、そりゃぁもうねぇ、アレでしたよ(笑)
そうはいっても、小堺さんの「メスゴリラ」扱いは、うん、言いえて妙でしたね(爆)
川本成さんと小堺さんのフォークデュオはよかったですね。
山口百恵さん、ピンクレディーさん、キャロルさん、宇崎竜童さん、沢田研二さんetc…いいですねぇ
しかも「港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ」の時にバックバンドのみなさんのはからいで音楽が流れたのはとてもよかったですね!
川本成さんは本当に安心してみていられる。小技もうまいし、頭もキレる。欽ちゃん劇団の方はしっかりと基本が出来ているから何やっても面白い。その落ち着きっぷりは相方さんに見習って欲しいですね(笑)
あ、欽ちゃん劇団にも例外が(笑)
堀口文宏さん、いい味出してる。
しかも欽ちゃんをして「コメディアンに向いてない」って言われた逸材。
小堺さんも「欽ちゃんが無理っていうなら俺には無理だよ」と言われてしまう逸材。
わし的には、このままあと数年いければ、
カンコンキンのウドちゃん先生に負けず劣らずの逸材になるかもしれない
と思っておりますので、これからも野球ネタ以外台詞を噛まないようにしていただきたいですね。
個人的には応援しております!
毎年、バンドの方々のリアクションも密かに楽しんでいるのですが、ピアノの小林さんはほんとにいいリアクションをしてくれます。毎日に見てるはずなのに手をたたいて笑ってる姿はかわいいかも。
そして今回はバンマズの園山さん(小田和正さんのバンドメンバーもこなす実力派)がよかった。
芸者になった小堺さんと松尾さんの二人がJAZZに合わせて日舞を舞うという設定だったんですが、園山さんが笑いすぎてクラリネット弾けなくなってしまった。きっと何回目かまでは仕込まれたネタであったと思うんだけど、途中からマジ笑いになってしまった模様。小堺さんも「このままじゃ終わらないわよ、長くなっちゃうじゃない」と言っておりました。こっちとしては長くなる分にはいくらでもかまわないのですが(笑)
第二幕は、小堺さんの歌、しゃべりで始まる。
欽ちゃんの逸話は面白すぎです。テレ朝の大道具さんと欽ちゃんの激闘の歴史には笑いました。
「言えないよぉ」って、とてもよかった(笑)
千の風になってのショーケンとか、堺正章さんの物まねをして歌うのは面白かった。得意とする堺正章さんの物まねに関しては、舞台への入りから、「堺さんならここボケる!」というタイミングもはずさずにすごく面白かった。
小堺さん、いやさ、ムッくんてばやっぱすげえなぁと改めて思いましたよ。
また来年も、それから先もずっと頑張っていって欲しいですね。
来年も行きます!
関連記事
・小堺クンのおすましでSHOW21 「リトル・グランド・ウッズ」
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台湾茶 杉林渓山系龍鳳峡
August 21, 2007 Tuesday [ Oolong Tea(台湾茶) ]
まだまだ暑い日が続きますね。
そんな日が続くからこそ、台湾茶の癒しが欲しくなるもの(笑)
今回はいつもの文山包種茶ではなく…杉林渓山系龍鳳峡です。南投縣竹山鎮あたりになりますね。
竹山鎮茶区の全体の詳細は、南投縣竹山鎮農會のこの竹山鎮茶区分布図がわかりやすいかもです。
竹山鎮茶区分布図を見てもらってもわかるように、この龍鳳峡は標高が高いですよね。今回の龍鳳峡は標高1460mで栽培されたものです。標高が高くなると天候の変化が激しく美味しいお茶を作るのが難しくなりますが、この龍鳳峡は、うまい、ですよ(笑)
なんといってもこの龍鳳峡は茶葉自体の香りがなんていうのかな…大人の香りなんです。
過去に会社でのお茶会でだしたことがあるんですが、女性陣のウケがものすごくいいんです。
穀物っぽい香りがベースにあり、それが野性味を感じさせつつも、それを包み込むような感じで蜜香とも違うが甘く澄んでいながら濃密な香りが華やかに漂います。
それでいて味のほうは、しっかりとしたボディを感じさせながらもさわやかに口の中を踊ります。
喉を駆け抜けていくその甘さはとても気持ちのいい甘さです。
もう残りが40gしかないのがとても寂しい……と痛切に感じてしまうお茶ですね。
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中国皇帝列伝―歴史を創った名君・暴君たち 守屋洋著
August 18, 2007 Saturday [ Books ]
このカテゴリに書くの久しぶりだな(笑)
本自体を読んでないわけではないんだけど…書くのが億劫?(笑)
そんなわけで今回は、中国皇帝列伝 守屋洋著。
さてこの本、元々は2冊なんです。中国皇帝列伝 (創業篇) と中国皇帝列伝 (守成篇)。それを抜粋して再編集したのがこの中国皇帝列伝なんですよね。うん、確かそのはず(笑)
中国の歴史の中で名君、暴君、など、際立った存在の皇帝12人について書かれております。
ちなみのその12人とは、
- 秦の始皇帝(贏政)
- 漢の高祖(劉邦)
- 漢の武帝(劉徹)
- 後漢の光武帝(劉秀)
- 魏の武帝(曹操)
- 隋の煬帝(楊広)
- 唐の太宗(李世民)
- 唐の則天武后(武照)
- 唐の玄宗(李隆基)
- 宋の太祖(趙匡胤)
- 明の太祖(朱元璋)
- 清の康煕帝(愛新覚羅玄燁)
以上、そうそうたる面々。
戦乱の中から新しく国を興した創業の名君、国を反映させ守り抜いた守成の名君、皇帝という最強の特権を悪い意味で利用して国の屋台骨をおかしくしてしまった暴君、それぞれの皇帝についての人物像を浮き彫りにして、守屋さん流の帝王学に繋げる解説をしております。
帝王学っていうとナニがアレで小難しいと偉ぶってるとかそう思うかもしれませんが、そんなにかしこまったものではなく、それぞれの皇帝の人間くささをを感じることが出来て、歴史の教書などよりは興味をそそる内容になっていると思う。
例えば、漢の高祖、劉邦。
若いころ秦の始皇帝の行列を見た時に、劉邦は、
「男と生まれてきたなら、こうでなくてはなあ」
といいながら大きなため息をついたらしい。これって意外と普通に抱く一般的な感慨だと思うんだよね。
また皇帝になってからのこと。文武両道を求められるのは皇帝だとて同じ。その勉強のために部下の陸賈(りくか)から基本的教養の書である「詩経」「書経」の講義を受けてる時に、
「わしは馬上で天下を取ったのだ、詩、書などは関係ないわい」
と文句をいい、陸賈から
「馬上で天下は取れても、馬上で天下を治めることは出来ません。文武の併用こそ天下を長く治める秘訣です」
とたしなめられてぎゃふんとしたらしい。一番偉くなったのにさらに自分の嫌いな勉強までしなきゃいけない上に、文句を言ったらさらに部下からたしなめられてしまう…想像すると笑える姿だと思いませんか?
また以前書いた宋の太祖 趙匡胤も好き(笑)。その時に後漢の劉秀の人間くさい逸話って書きましたが、それは以下の話。
劉秀が皇帝になってからのこと。
馬援(後に劉秀に仕える名将)が当時仕えていた主の命を受けて劉秀の様子を探りにきた時、劉秀は食べているものを吐き出して、急いで共も連れず、頭巾もつけず笑いながら声をかけた。
劉秀
「貴公のことは聞き及んでいるぞ、なるほどそれだけの器量はある」
馬援
「先日幼馴染のの人物を尋ねましたが、仰々しい応対ぶりでした。ところが陛下は、刺客とも腹黒い人間とも知れぬ初対面のこのわたくしにかくも気軽にお会いくださいました。なぜでしょうか」
劉秀
「まさか貴公は刺客ではあるまい。まあ説客くらいであろうか」
といってまた笑ったそうです。
かざらない気さくさ、信を相手の腹中において、もったいぶらない態度なんかにそそられますね。
皇帝って言えば偉そうにふんぞり返ってる人とか、天才しかなれないとか、いや、やっぱり天賦の才は必要だけど、それだけじゃ天下を統一することは出来ないんですよ。配下に優秀な人材を得るためには、自らも精進しなければならないし努力も必要なんですよ。
明の時代末期の思想家、黄宗義が書した名著「明夷待訪録」のなかで
「名君とは自己犠牲以外のなにものでもなく、したがってこれくらい割の悪い職業ではない」
と書いている。
皇帝って大変なんですよ、庶民が思ったより(笑)
その苦労?人物像を少しでもわかるようになると、帝王学とまではいかなくても生きていくうえで何がしかの役に立つと思われますよ。
ちなみにこの本の元となった本をAmazonで見つけたのでよかったらどんぞ。
中国皇帝列伝 (創業篇)
中国皇帝列伝 (守成篇)
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駅前食堂 再び…
August 13, 2007 Monday [ 駅前食堂 改め 麺飯研究所 ]
どうやら、駅前食堂がまた一週間ほどお休みになったようです。
大将いわく、
「骨折部分が悪化して、手術になったから、一週間ぐらい休むわ」
だそうです。
手術→静養(一週間ほど)となるそうです。
一日も早い回復を祈っておりますね。
この間炒飯を作ってもらったのが悪化させる原因だったのかしら????
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August 13, 2007 Monday [ Oolong Tea(台湾茶) ]
暑い時こそ文山包種茶比賽茶 優良奨の水出しや三峡鎮碧螺春がうまい!
それも一理あるんですが、暑いときこそ火香のする「蘇文松茶師の雪山烏龍茶」もいいんですよね。
蘇文松茶師が作っている文山包種茶とは違い、茶葉自体も丸くぎゅっとしていて袋揉捻された球状茶になっています。坪林と宜蘭縣の境にある「雪山山系」にて栽培された茶葉を使っています。
文山包種茶と違い火がはいっているために、甘くでもすっきりとした香りが楽しめます。
その甘さはすっきりとしつつも喉の奥にふわふわと漂います。
そのすっきりさが最近の暑さをやわらげてくれるように思いますよ!
水色は少し濃い目の感じかな。
でも水色から感じるイメージよりはさっぱりとしていて飲みやすいと思いますよ。
なかなかピントが合わなくて困ってしまった(笑)
この写真もね……うん、わかってるから何も言わないでね(爆)
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August 13, 2007 Monday [ Hobby ]
やってきました日本の夏が(笑)
花火、縁日、ビアホール!蚊取り線香に盆踊り!太鼓の撥さばきも軽やかに!ささ、踊りましゃう、踊りましゃう!
と、いうくらいわしにとっては日本の夏を代表する風物詩を8/11に観にいってまいりました。
そうです、カンコンキンシアター21「クドい!」 “男の乳首祭り”です!
今までにないようなトラブルもありつつも……いやぁ、クドかった(笑)
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本ベルの出だしから予想通りの展開(笑)
某日ハム投手を「夜も剛速球だった!」ってひでぇ(爆)
っていうかオープニングのラビのIKKOって「どんだけぇ~」。
追い風のルーさんはちとお疲れ??と思いつつも相変わらずの脱ぎっぷりには惚れました。
ラッキィ池田さんの下ネタはひどすぎ(笑)
毎年ラッキィさんのセクハラ。セクハラダンスを踊らされる富田真央さんの姿には涙と笑いなくしては観れません。時々プロ根性に綻びが生じ素をだしてしまい恥らってしまう姿はたまりませんね(笑)
今回もやはり痛感。ウドちゃんは天才!あんど、かわいい。プライベート裁判でいじられ過ぎだし(笑)
ウドちゃん先生のアドリブは相変わらずすさまじいね。全身を使い大汗かきながらのウドちゃんは「神」が降りてきたかのように思える。共演者が後ろや下をを向いて笑いをこらえる姿にもこちらは十分に楽しめる。
もちろん天野くんも素敵。あのフテブテシサはたまらん。(なんか書いてて妙な感じがするのはなぜだろうか?(笑))
また飯尾くんとのカラミでは本気で自分も楽しんでいるのこちらも観ていて楽しかった。
飯尾くんも、天野くんの強烈なフリにたいしてのアドリブの切り替えしが格段にうまくなっていてよかったんだけど残念なところもある。(微妙な乙女心と一緒よ)
でも諦めが早すぎるのもまた素敵!つか開き直りすぎだし(笑)
イワイガワ、もよかった。ジョニ男が若手と言われるのはかなり納得できないが…
漁火兄弟も例年通りに素晴らしい。
玉寄兼一郎さんと鈴木晋介さんの歌唱力は無駄に(すいませんw)素晴らしい。あのハーモニーの一体感はまさに玉寄さんと鈴木さんは「一心同体」なんでしょうね(ニヤリ)
そうはいっても、ぜひとも今までの漁火兄弟をまとめてCD化して発売してほしい。絶対買う!(笑)
それとね、玉寄さんのメーテルにはやられました(笑)腕が逞しすぎてソソられますよ(爆)
今井久美子さんの未亡人には毎年やられてしまっています(笑)
今井さんは世界一の未亡人ですよ(爆)
エネルギーのコントは森くんがリアルすぎて怖かったし、しゅく造めさん、坂爪進さんはキモくて素敵でした(笑)
後半の松本幸四郎関根家の父娘の日々の様子は笑うしかない(笑)
朝なかなか起きれない松たかこ関根麻里さんを松本幸四郎ラビが麻里さんが弟をほしがっていたということで弟役になってものすごいから味方をして起こすって……めさめさリアルな話じゃないですか!その話は知っていたけど実際見てみると、ラビうざいですよ(笑)でもそんな父親がいるということはちと羨ましいかもしれない、いや、ほんとにそう思うか?(笑)
それから怒涛のプライベート裁判へ突入。
剛州さん、夜の(舞台の)本番の前に昼から本番(意味は各人でご想像ください)しちゃだめじゃん、ひどすぎるよ、この人(笑)
てかラッキィさん筆頭に女性陣がいくら綺麗だからって、男性陣セクハラを含めていろんな意味でひどすぎ(爆)
そうはいってもこのメンバーで4時間以上も笑わせ続けてくれるんだから感謝しなきゃいけないですね。
今回も23:15までかかったので、トータルで4時間15分。
本当に楽しくも無駄な時間を毎年ありがとう!と声を大にしていいたいですね。
来年こそは楽日を………
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駅前食堂 やはり至福
August 06, 2007 Monday [ 駅前食堂 改め 麺飯研究所 ]
衝動 「駅前食堂編」のエントリーで大将が鎖骨骨折してしまい休業中と書きましたが、先月中旬に復活しておりました。
そんで今回4日に、ちと荷物運びを手伝ってもらった友人に駅前ゴチをと考えていたので、早速引き連れ、大将の顔を見に行ってきました。
駅前食堂に着き、ドアを開けようとすると、中で呆然と立ち尽くす大将の姿が見えました。
その姿をみて一瞬「??」と思いましたが、入って聞いてみると
「ちょうど一波越えて一段落着いたところなんだよ」
とのこと。
確かに外はメサメサ暑い、店内はエアコンがあるとはいえ大将の立つ厨房には冷気は届かず灼熱と化していたわけですよね、いや、おつかれさまです。
でももう少し疲れてもらってわしらの食すものを作っていただかないとね(笑)
確かにタイミングがよかったようで、すんなり座れました。
まだ肩には何やら巻きついている様子でしたが、元気そうな姿にほっとしました。
友人は海鮮炒飯750円、わしはメニューを選ぶまもなく「唐揚げ炒飯ね!」と大将自ら決定してしまいました(笑)
またもやメニューに無い炒飯ですか?(笑)いや、それがいいんですけどね(爆)
そしてついに待ちに待った唐揚げ炒飯が登場。
おお!目玉焼きがのってくるとは「予想外です」(笑)
ベースとなっている炒飯はシンプルであっさりめの味付け。個人的にはごっつう好きな味(笑)。
この目玉焼きの下に唐揚げが隠れております。
奥にひとつだけ豚角煮があるのは…実は唐揚げをのせようとしたときに一つだけ逃亡してしまい(笑)、そのかわりに大将がのせてくれたものなんですよ。
目玉焼きは黄身が半熟にトロっとしていて炒飯、ちょっと甘めのチリソース、唐揚げを優しく包んでよりふくらみを感じる一体感のある味にしてくれます。
目玉焼き、唐揚げ、炒飯の食感のハーモニーはかなり食欲を刺激してくれますよ。
心の中では、「もっと味わいたいと逸る気持ち」と「もっとじっくり堪能したい」という気持ちが攻防を繰り返しつつ食べ終わりました(笑)
嗚呼、やっぱうまいね、至福ですよ。
そういえば駅前食堂にはテイクアウトメニューもありますよ!
もし食べる時間は無いけど味わいたい!って御仁は03-5380-5576に電話してみてください!
テイクアウトメニューは、
炒飯の部、あんかけ飯(めし)の部
普通盛り750円
小700円
麺の部
汁なしタンタンメン
1玉700円
2玉750円
になっております。
駅前食堂 麺と飯
住所:東京都中野区上高田3-41-8 藤ビル1F
TEL:03-5380-5576
営業日 :月曜~土曜
営業時間:11:30~14:30 / 18:00~23:00
最寄り駅:西武新宿線、新井薬師駅
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文山包種茶とプリン(ありがとうございました)
August 02, 2007 Thursday [ Diary ]
会社のイケテルお嬢様二人から誕生日祝いでプリンをいただきました。
蘇文松茶師の文山包種茶 金萱種(水出しではないですが)と一緒にいただきました。
イケテルお嬢様、ありがとうございました。謝謝!
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August 02, 2007 Thursday [ Oolong Tea(台湾茶) ]
先日実家に帰ったときに、冷蔵庫に眠っていたプルーンがとてもうまかったのですよ。
あまりのうまさに文山包種茶、93年春季比賽茶の優良奨をチョイスして堪能しました。
聞くと田舎の長野から送られてきたもの。
いつも林檎を贈ってもらっている亡くなった祖母の友人のおじい様がたまに林檎以外にもこうやって送ってきてくれるんだそうです。
水で洗って皮ごといただくのですが、そのプリっとした食感は皮まで美味しい。
ハウス栽培とかでつくられたイチゴのようにいやらしい甘さはなく、さっぱりと爽快感のある甘さ、気分までもすっきりさせてくれるすっぱさは美味。
今回初めてこんな風にプルーンを食べたけど、そのうまさには正直びっくりでした。
いや、いいねぇ、うまいって最高(笑)
そんなわしの、今日は、生誕記念日です。
これからもよろしゅうおたのもうします。
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