hiru-an-don: August 2005 アーカイブ

小堺クンのおすましでSHOW20「20 for」、待ってましたよ！

小堺クンのおすましでSHOW20

昨年は小堺さんの急病により公演が中止になり、2年ぶりの開演となりました。
TVではなく生で元気な小堺さんを見れるのをとても楽しみシアターアプルまで、カンコンキンと同様の面子で20日に行ってきました。

今までは松尾伴内さん、伽代子さんが小堺さんと共にメインを張っていましたが、今年からあさりどの二人が参加。

あさりど、予想以上によかったです。最近はあまり見かけてなかったのですが（笑）、しっかり上手に成長したようですね。堀口くんは3年も一緒に住んでた彼女に振られても元気に頑張ってましたね。若干鬼気迫る芸風でしたが（笑）

伽代子さんは相変わらず可愛かった。
自分の普段のキーよりも高い歌を歌うときに、他の共演者の喋りを無視して練習している姿は可愛かったな。

まぁ、いろいろと感想はありますが、今年はほんとに元気な姿で板の上を闊歩している小堺さんの姿を見れたのが一番嬉しいですね。
もうここ10年くらい毎年見に来てるだけに、これを見ないと夏が終わらないんですよね。去年はわしには夏が無かったんです。今年はとっても嬉しい夏が来ました。

入院中のエピソードもしっかりとネタにしつつ、カンコンキンとは違う笑いをたっぷりと提供してもらいました。その中で退院後の萩本欽一さんへの挨拶の話は「ええ話でしたぜ」。

小堺さんが退院後、萩本欽一さん（小堺さんは大将と呼んでます）の楽屋に挨拶に行った時に言われた第一声が、

「小堺くん、死んじゃうの？」

だったそうな。小堺さんは誰も言わないようなことを言われ傷つき吃驚しつつも、もう治りましたんで平気です！と返したそうです。それに対し大将は、

「後輩が先に死んじゃうのも面白いのになぁ」

………ほんと大将最強です。

小堺さんは、

「まさか自分の師に死について言われるなんて思いもよならかった（笑）」

と言ってましたね。

この続きで、仮装大賞の楽屋に挨拶に行った時に、手土産にお饅頭を持っていたったら嬉しそうに他の周りの人にこう言ったそうです。

「ほら！小堺くんはこうやってきちんとお土産持ってきてくれるのになぁ～お前達なんにも持ってこないんだもんぁ～」

「これボクのお饅頭だからね！誰にもあげない！」

と言って一人で食べてしまったそうな。そんな事を言いながらも自然に

「はい！コレあげる！」

とお年玉をくれたそうです。あまりに自然な流れだったので思わず素直に貰ってしまったそうな、50にもなって…（笑）

そのお年玉の袋の裏に書いてあったのが、

「神様、もう小堺くんを病気にしないでね」

…だそうです。
わし、この話を聞いて涙腺がちょっと緩んでしまいましたよ。
こんなさりげない粋なこと、わしには出来ません。
こんなことされたら、わしはもう感涙に咽んでしまいます。

小堺さんも、

「あの人、こうやって人を騙すんだよな～（笑）」

ってテレながら言ってました。

でも大将の言いたいことはみんなが思ってること。
これからも病気をせず元気に頑張って欲しいですね。